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『勝つ投資負けない投資』の要点をわかりやすく解説|初心者が読むべき理由とは?

「勝つ投資負けない投資」の表紙画像 株式トレード勉強記録

皆様おはこんばんにちは!
今回の投稿では、タイトルにもある通り
「勝つ投資負けない投資」

を読んでみた感想と、どのようにこれからのトレードに活かしていくのかをご紹介していきます!

※ネタバレを含みます!!!※

※参考までにページ数を載せることがありますが、刷数によって異なる可能性があるので、参考程度でお願いします※

まず初めに、前回の投稿をご覧いただいていない方はそちらからご覧ください!

前回も本の紹介ですが、とても役立つ内容になっていると思います!

では、本題に移ります

本書では、タイトルの通り、勝つための戦略、負けないための戦略を実践するために必要が書かれています

個人的にこの本を一言でまとめるとしたら、

リスクとリターンのバランスの取り方を学ぶことができる本

です!

投資初心者の方でも読みやすい内容になっていると思いますし、投資に慣れてきた方にとっても勉強になる一冊です

それでは、個人的に勉強になった内容をまとめながら、ご紹介していきます!

○時間も情熱もかけられない人が取るべき手法とは(p50)

投資に向いていない人でも、どうにかして投資で勝ちたいという人には、次の3つの選択肢が考えられます。

1.あまり適性がないことを自覚して、無理のないリターンを上げる手法を磨く

2.借頼できるプロフェッショナルを見つけ、自分のかわりに運用してもらう

3.投資で隣つために自分自身を殺し、勝てる性格に少しでも近づける

1は、大勝ちはできないが手堅くて汎用性の高い手法を取り揃え、それを効果的に使い分けていくというものです。

自分でやっていないのであまり適当なことはいえないのですが、企業の純資産価値に着目したバリュー投資や、配当利回りを基準とした銘柄選択、普段はキャッシュを厚く持っておいて相場が大きく下げた時にだけ出動するやり方など、方法はいろいろあると思います。

2は、端的にいえば投資情託を買うやり方です。

3は、一番きついやり方です。

なぜ多くの人が投資で負けてしまうのかというと、頭では正しいと理解していることをそのとおりに実行することがとても難しいからです。0

値動きが弱くとても上る見込みがなさそうなのに、損を確定させたくないからと含み損のまま塩漬けにしてしまうのがその典型です。

理屈としてわかっていることと、それを実践できることには大きな違いがあり、これを埋めるのは容易ではないのです。

ところが、トレードに向いている人はそこにためらいがありません。

下がると思えば売る、損切りした株でも、また上がると思えば躊躇なく売値より高いところで買う。

普通の人が「心理的」にやりにくいようなことを「合理的」に処理していけるのが、トレード適性の高い人です。

○投資で最も大事なのは「変化」と「想像力」(p62)

よく聞かれるのが、どうやって成長株を見極めているのかということなのですが、これは先ほどから口を酸っぱくして言っているように、「変化」に着目していく以外にありません。

銘柄としての企業における変化とは何か、幾つか考えられますが、最もわかりやすいのはやはり”決算短で出てくる業績数値でしょう。

それまでに安定して10%の売上成長を続けていた企業が、ある年に突然20%の伸びを見せたら、それが変化です。

ただ、大事なのは変化の中身です、円安によって売上が伸びただけであれば、必ずしもその企業固有の変化ということではないでしょう。

他にも同じ要因で伸びる企業がいくつもあるはずです。

その場合はある程度予測がつきやすいので、投資家にとってはそれほど大きな驚きとはなりません。

しかし、それが新たに投入した製品の販売好調によってもたらされたものだとしたら、重大な変化です。

今は売上高の伸びを10%押し上げただけかもしれませんが、今後さらにその製品がシェアを獲得していくことによって、企業の業績を様変わりさせるほどのインパクトを与えるようになる可能性があります。

人は、それまで見たことも聞いたこともないことに対して「想像力」を働かせろといってもなかなか出来るものではありません。

しかし、「歴史は繰り返す」という言葉があるように、僕達が忘れていたり知らなかったりするだけで、案外世の中に起きていることにはある特定のパターンがあったりします。

大きく飛躍した企業、爆発的に売れたヒット商品、突如ブームになったお笑い芸人など、世の中に起きているあらゆることが想像力を養う糧になり得ます。

大事なのは、それをそれとして受け取るのか、単なる事象として見過ごしてしまうのかという姿勢の問題なのです。

○なぜ中小型株に投資するのか(p75)

時価総額が小さい小型株となると、プロのアナリストもついていませんし業績の一挙一動を見ている投資家の数もそれだけ減ってきます。

こういった企業は普段何をやっているのか外からはなかなか見えづらいため、決算短信の内容に意外性があることが多くなります。

それはすなわち、投資の機会が多くなることでもあるわけです。

それに、誰でも知っているような大企業の業績がいきなり2倍になることは売上規模的になかなか難しいですが、まだ売上が数十億、数百億レベルの企業であれば、数年で業績が2倍や3倍になることは十分に起こりえます。

そうした業績変化率の高さにおいても、やはり中小型株には大きな魅力があるといえます。

○「いつか上がる」ではなく、「いつ上がる」

多くの人は損をすることが悪いことだと考えているかもしれません。

でも本当に一番ダメなのは、上がりもせず下がりもせず、ただ時間だけが経過していってしまうことなのです。

目論見が明確に外れ、これは損切りした方が良いなという判断が出来るなら、また次の新しいアイデアを考えて取り返せばいいだけのことなのでそれはそれで良い。

しかし、買ってから何も動きがなかったというのでは、少なくとも株価的には次の行動を起こすための材料がないわけですから、ポジションの動かしようがありません。

その間にも相場では次々に新しい動きが出ているのに、そういう動かない株に資金を拘束されていることによって、みすみす機会を逃すことになってしまいます。

○ストーリーはなるべくシンプルに(p87)

誰が考えてもそうなるだろうなというストーリーを提示できる企業の株は素直に上がっていきます。

逆に、決算の数字の細かいところをこねくり回してようやく浮かび上がってくるようなマニアックなアイデアは、理解してもらうのに時間がかかりすぎてしまうことがあります。

株価を動かす原動力となるイベントや材料のことを「カタリスト」といいますが、投資の際はどれだけわかりやすく、他の投資家に刺さるカタリストを提示できるのかということは常に考えておいた方が良いでしょう。

○自分の都合でポジションを動かさない(p90)

ファンダメンタルズベースでやる場合は、当初想定したストーリーに狂いがないか、株価の大きな方向性が間違っていないかにだけ注意を払っておけば良く、それ以外の個人的な理由で大切なポジションを手放すようなことは極力すべきではありません。

ただし、これはあくまでも個別企業の要因であるということには気を付けなければなりません。

木と森でいえば完全に木だけを見ている状態です。

どんなに優秀な企業であっても、金融危機などが発生して経済全体が冷え込めば減収になることは避けられません。

そうなると投資家のリスクポジション圧縮も手伝って、株価は大きな調整を強いられるでしょう。

そのような事態が起きることが懸念される場合には、個別でどんなに良い銘柄でも逃げ出さなければならないこともあります。

○株価が何からできているかをご存知ですか?(p112)

過去の実績をバックテストして検証しても、非常に見事としかいいようがないのですが、計算に基づいて算出された理論株価と実際の株価は、実はほとんどずれません。

そのため、直近5年間の実際のキャッシュフローを割引いたうえで、6年前の価格に直すと、6年前の株価が計算できるのです。

○理論株価は簡単に計算できる(p118)

現在の株価が割高か、割安かを議論するならば、キャッシュフローから導き出される理論株価に対して、割高なのか、それとも割安なのかを議論するべきでしょう。

「投機」と「投資」の違いとは?(p130)

投機とは「確率」にお金を投じること、投資とは「価値」にお金を投じることです

よく株式投資をギャンブルだと思っている人がいますが、その人たちは考え方を改めなければなりません。

ギャンブルは40%の人が勝ったとしたら、60%の人が負けている、いわゆるゼロサムゲームと呼ばれる確率の話でしかありません。

一方で投資とは、需要と供給によって新たに生まれる「価値のギャップ=富」を得るものであり、その実現益は当然GDP(国内総生産)にも計上されます。

○大化けする銘柄が眠る場所(p140)

小型株のように参加者の少ない銘柄の場合、業績の上方修正などのポジティブなニュースが会社から開示されると、株価が素直に上昇したりします。

その銘柄を見ている人が少ないため、本当の価値を分析しきれずに、割安に放置されているためです。

つまり認識ギャップが大きく、そこから得られる価値のギャップがたくさん残されているのです。

○証券会社の情報は完全に信用できるか?(p143)

勝てる投資家として最も注力すべき部分は、情報が非効率的となっている市場や銘柄です。

情報が非効率な状態で投資を行い、やがてその銘柄が大型株となり、多くの投資家が注目するようになった時が売却のタイミングとなります。決してその逆ではありません。

○マクロデータは実はあまり重要ではない(p147)

規模の小さい中小型株なども、景気のような外部要因の影響は当然受けますが、新しい製品やサービスに競争力があり、ビジネスに勢いがある会社の場合は、まだ業界内のシェアも低く景気の波を押し切って成長を続けるようなケースが数多くあります。

つまり、独自の内部要因としての成長力がある中小株には、外部要因の逆風を払い除けるだけの力があるのです。

私がみなさんにお伝えしたいことは、マクロデータなどの外部要因に一喜一憂して判断を変更するような投資を行っても、成果は上がらないということです。

プロでも予想ができないマクロの予想を、どちらかの方向性を言じて投資を組み立ててしまうと、結局は丁半博打の投機になってしまいます。為替の短期トレードのように、敗者のゲームに飲み込まれてしまうだけです。

そのようなスリリングな思いをするくらいであれば、個別の企業の開示情報やビジネスモデルを自分で調べた方が、遥かに時間や労力、投入するリスクに対するリターンが高くなります。

○好奇心さえあればトレンドをつかめる(p156)

たとえば雑誌であればビジネス系も含めて複数誌に目を通していますし、それぞれの業界関係者しか見ないような業界新聞などを読んでいます。

インターネットになると情報量があまりにも多すぎて、どれを見れば良いのか迷ってしまいますが、ネットサーフィンをしながら、今の流れを把握するのに役立ちそうなサイトを、いくつかチェックしておけば良いでしょう。

○投資したくなる会社とは?(組織編)(p165)

私はワンマン経営者が頂点に君臨しているような企業には、いくら今期や来期の業績が伸びるとしても、基本的に投資はしません。

一人の人間の能力には限界があるため、継続性や再現性に乏しいと感じてしまいます。

それだけ組織の力というのは、重要ということです。

○投資したくなる会社とは?(ビジネス編)(p168)

他社がどれだけ研究しても、絶対に真似ができないものがひとつだけあります、それが、前述した組織力なのです。

なぜ真似できないかというと、組織とは人がつくるオンリーワンのものだからです。

いうなれば、企業が競争力を保ち続けるための最強のツールは、組織というソフトウェアだといっても良いでしょう。

組織がしっかりしていれば、たとえひとつの製品が他社に真似されたとしても、別の技術やアイデアで新しい製品・サービスを生み出し、企業の命脈を伸ばしてくれます、ひとつのプロダクトには終わりが必ずありますが、組織にはありません。

これが、私が組織を見ることを重要視する理由です。

○より詳細に調査する(p175)

・「損益計算書」にある売上高、営業利益に丸をつけ、それらの伸び率や営業利益率が改善しているかどうかなどを確認する

・「貸借対照表」では資産の部の棚卸在庫、売掛金に丸をつけ、これらが売上高の伸びよりも低く抑えられているか確認する

・負債の部の短期・長期借入金、資本の部の額にも丸をつけ、ネットD/Eレシオ[(短期・長期借入金ー資産の部の現預金)÷資本の部]を確認する

○伸びる会社のサイン(p177)

・収益性が安定している

・経営者がROEの向上を意識している

・収益性の高いところへ投資している

・多くの人を幸せにしている

・ガバナンスがしっかりしている

○伸びない会社のサイン(p181)

・本業と全く関係のない事業を持っている

・中期経営計画に目標数値が明記されていない

・自社ビルを建設する

・本社の受付嬢がやたらと美人

・社長が業界紙以外のメディアに出始める

○お勧めは長期投資(p199)

本当に株式投資で勝つ時というのは、何年もかけて株価が何倍にもなっているような時です。

売買をするごとに証券会社に手数料を支払い、短期的に予測のできない相場の乱高下に付き合ってヤキモキしていても、良いことはありません。

○リターンを大きくするポートフォリオづくり(p205)

私がファンドマネージャーとして、ポートフォリオを構築する時に一番意識していることは、このような数学的な分散ではなく、「価値観の分散」です。

前述のように、私が会社に投資する時は、社長の能力や組織力のようなソフト面を重視します。

優秀な経営者のつくる組織には、フェアで、オープンで、社員が夢を見られるような企業文化が根付いているものですが、もっと細かく見ていくと、何を最も重要視しているかという価値観の部分は、会社によって様々な違いがあります。

○お金の価値と人生の価値(p220)

本物の投資家の究極の到達点は、お金の価値だけではなく、人生の価値を知る者であると私は倍じています。


★まとめ

いかがでしたか?

この本には具体的な銘柄選びや利食い、損切りのタイミングなどが書かれたものがありません。

もっと根本的で、基礎的な内容であり、かつ、きっと勝つために本質的に必要な内容が書かれていると感じました。

冒頭に述べたように非常に読みやすい本であることもあるため、気軽に手に取って読んでもらいたい一冊ですね!

それでは皆様ごきげんよう、次回もお楽しみに!

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