皆様おはこんばんにちは!
今回の投稿では、タイトルにもある通り
「バフェットの銘柄選択術」
を読んでみた感想と、どのようにこれからのトレードに活かしていくのかをご紹介していきます!
※ネタバレを含みます!!!※
※参考までにページ数を載せることがありますが、刷数によって異なる可能性があるので、参考程度でお願いします※
まず初めに、なぜこの本を読もうと思ったかというと、以前読んだ、「バフェットの財務諸表を読む力」 を読んで、バフェットの投資に興味を持ったからです!
要点まとめに移る前に、「バフェットの財務諸表を読む力」を読んだ感想の投稿をご覧になっていない場合は、ぜひそちらからご覧ください!
では、本題に移ります
本書では、タイトルの通り、バフェットがどのように銘柄選定をして、富を築いてきたの書かれた本です!
内容は、「基礎編」と「応用編」に分かれており、「応用編」については、具体的な銘柄選定のための計算式なども出てきて、ぽんすけ個人的には結構難しかったです
なので、この投稿では、「基礎編」の内容で、個人的に勉強になった内容をまとめながら、ご紹介していきます!
○長期の借入は長期の足かせ(p25)
コモディティ型の業界では、時として、他社との違いを消費者に印象づけようとして湯水のごとく広告宜伝費を投入することがある。
そして少なくとも一時的には、新製品の導入に成功してライバル各社から一歩抜きん出ることもある。
問題は、企業側がどのような創意工夫を凝らしてみても、結局のところ、最後に消費者が重視するのは「値段」という現実なのだ。
いつも勝ち残るのは低コスト企業であり、それ以外の会社はジリ貧になるのだ。
※コモディティ型:事業のファンダメンタルズが劣る企業群
つまり、他との差別化ができない低付加価値の事業を行なっている企業のこと
※消費者独占型:素晴らしいファンダメンタルズの備わった事業を行う企業
ブランド価値の高い企業、あるいは取り扱う製品があたかも独占企業のように
強い市場支配力を持っている企業
○長期の成長可能性も期待薄(p26)
パフェットが好んで口にする教訓に、「ファンダメンタルズの悪い事業に素晴らしい経営陣を組み合わせても、通常は前者が後者を圧倒する」というのがある。
言いかえれば、どんな名経営者でも、基本的条件の悪い事業を営む会社を優良企業に再建するなど至難の業なのである。
○コモディティ型企業の見分け方(p26)
コモディティ型の企業を見分けるのはさほど難しくはない。
これらはほかの多くの競争相手と同じような製品やサービスを提供している、その共通の特性をあげてみよう。①席い売上高利益率、②低い株主資本利益率(ROE:株主資本=総資産ー総負債)、③ブランド価値を築くことが難しい、④多数のライバル会社の存在、⑤業界全体として相当な過剰生産能力の存在、⑥利益の不安定性、⑦収益性が設備稼働率に大きく依存する、などなど。
以下、コモディティ型の事業について具体的に見てみよう。
(1)低い売上高利益率と低い在庫回転率
低い売上高利益率と低い在庫回転率が組み合わさると、投下資本に対する収益率は最悪になる。
つまりほとんど利益は期待できないのだ。
的な組み合わせはその逆で、高い売上高利益率と高い在庫回転率、つまりどんどんキャッシュが生み出される組み合わせだ。
在庫回転率が低くても収益性の高い事業はありうるが、その場合は売上マージンが並外れて高くなければならない。
(2)低い株主資本利益率(ROE)
ROEの低い企業はコモディティ型であることを示す重要な指標である。
アメリカ大企業の平均ROEは約12%だから、ROEがそれ以下の企業はコモディティ型の製品を扱っているか、そうした価格設定を反映している可能性がある。
バフエットは高いROEなくして企業が長期的に繁栄し続けることは不可能だと考える。
(3)ブランド価値が低い
買った商品のブランド名があまり意味がない場合には、コモディティ型の企業と考えていい。
コモディティ型の製品を販売する企業が、優れたサービスや頼される価格設定によってブランド価値を築くこともないわけではない。
しかしその場合でも、コモディティ型の製品の低い収益性を補って余りある高い売上回転率を確保しない限り、販売業者はあまり利益をあげられないだろう。
(4)多数の競争相手の存在
自動車部品の販売店を訪れて、オイル缶の棚を見てみるといい。
7社も8社もの同じような製品が、同じような値段で並んでいるに違いない。
同様に、ニューヨークからロサンゼルスに飛ぶ時も、7社から8社もの航空会社の中から自由に選べる。
小型車を買い換える時も、5~6社が同様な車を提供しているはずだ。
企業数が多い業界では競争が激しく、その結果、価格は低下する。安売り競争は利益率を引き下げ、低いROEとなって表れる。
(5)強い労働組合の存在
たとえ低コスト企業が勝ち残ったとしても、労働組合が強い業界では質上げ要求が激しく、収益性は蝕まれてしまう。
資本集約的で固定費の割合の高い業界では、この問題はとくに深刻だ。
たとえばパイロット組合がストライキを打てば、航空会社は半身不随に陥ってしまう。飛行機が1機も飛ばなくても、それを抱えているコストは膨大なので、ストライキに入った途端にキャッシュの大出血が始まるのだ。
また自動車メーカーでは増益に転じるや否や、組合は高い賃上げ要求を持ち出してくる。
これらの業界では労働組合があたかも企業のオーナーであるかのように振る舞い、株主は彼らと利益を分かち合うほかなく、そうしなければ経営が破綻しかねない。
(6)大幅な過剰生産能力の存在
業界全体が過剰な生産能力を抱えている場合には、それが解消されるまではいくら需要が増えても利益増にはつながらない。
万一過剰能力が解消されたとしても、ほとんどの経営者は規模拡大競争に取り憑かれている。
めざすのは巨大企業の建設だ。
需要が増え価格も上昇すると、経営者のポケットは株主のお金で膨れあがり、再び愚行を繰り返すのだ。
彼らはほとんど常にさらなる生産能力の増強に資金を投入し、再び生産能力を大きくしてしまう。
問題は競合他社も全く同じような考えを持つことだ、そしてほどなく全社が生産能力を増強し、再び業界は大幅な供給過剰に陥ってしまう。
価格戦争が再発し、収益性は低下し、お定まりのコースを歩むことになる。
業界の供給過剰問題をチェックするひとつの手段として、過去5年ないし10年の間に、主要製品の価格が上昇基調にあるのか下降基調にあるのかを見てみよう。
(7)不安定な利益
利益の非常に不安定な企業は、コモディティ型である可能性が強い。
コモディティ型の企業では、たとえば最近10年間の1株当たり利益の数字に、景気変動の影響がはっきり映し出される。
(8)収益性が設備稼働率に大きく依存する
その企業の収益性がパテント、版権、ブランドといった無形固定資産ではなく、設備などの有形固定資産の稼働率に大きく依存している場合は、コモディティ型の可能性が大きい。
たとえば航空会社では、何億ドルもの資金を航空機に投じて、客席を埋めて飛ばし続けなければならない。
その利益のほとんどは使用する飛行機の稼働率によって決まってしまうのだ。
同様のことは、何十億ドルもの資本を投下した工場群を抱える大手自動車メーカーについても当てはまる。0
工場の稼働率いかんが、自動車メーカーの利益を大きく左右する。
○選択の余地がない商品の魅力(p38)
企業が消費者独占力を持っているかどうかを見極める本当のテストは、競争相手が利益を度外視して戦いを挑んだ時に、その企業をどの程度痛めつけることができるかで判断する。
ウォールストリート・ジャーナルと張り合えるような新聞を作ることが可能かどうか考えてみればいい。
何十億ドルを投入してみても、同紙から大してシェアを奪い取ることはできないだろう。
リグレーを脅かすようなチューインガム会社はできるだろうか。これまで数社が挑戦したが、ことごとく敗退した。
ハーシーのチョコレートしかり、コカ・コーラしかりである。
○金のかからないブランドの強み(p40)
消費者独占型企業が高収益をあげる理由のひとつは、大きな資本を要する土地、工場、機械設備などにそれほど依存しなくてすむことにある、とブルームバーグは考えた。
0固定資産投資には大きな固定費や税金がかかるが、それはコモディティ型企業のコストの大きな部分を占める。
これに対して消費者独占型企業は、コカ・コーラの原液調合法や、マールボロ・ブランドといった無形固定資産に依存する面が強いのだ。
これらの企業の支払う法人税はもっぱら利益額を反映したものになるが、GMのように固定資産に依存するコモディティ型の企業では、利益がなくても税負担が発生するのだ。
固定資産依存のコモディティ型企業が経営に成功すればするほど、その後の成長は絶えざる固定資産投資を伴うことになる。
○インフレを価格に転嫁できるか(p63)
インフレとは物価が持続的に上昇することである。
コモディティ型の企業の問題は、人件費や原材料費が上昇するなかで、過当競争の圧力にさらされてむしろ製品価格の引き下げに追い込まれる可能性があることだ。
時には売値より生産コストのほうが高くなることすらありうるわけで、その場合は巨額の損失を出すことになる。
コモディティ型の事業の場合だと、コストは上昇し売値は下がる。
それを営む企業の株価は悲惨なことになる。
他方、消費者独占型事業の場合はコスト上昇に見合った値上げが可能になり、それを営む企業の価値も株価も、インフレにスライドして高まるのである。
言いかえれば、消費者独占型事業はインフレに打ち勝つことができるのだ。
○相場全体の調整や暴落(p83)
相場が暴落する時はほとんどすべての銘柄が下げる。
とりわけ直近の決算期で減益になるという悪材料が出た企業ほど、下げ幅が大きいものだ。
下げ相場では悪材料の影響が増幅されるということを忘れないでほしい。
相場の暴落と悪材料が重なった時こそ、バフェットの言う絶好の買い場なのだ。
消費者独占力の強い企業の株価は、相場の調整が終われば大きく回復するだろう。
しかし注意しなければならないのは、平均株価収益率(PER)が40倍にもなるようなブーム後の相場調整は長引く可能性が強く、優良銘柄でも回復にかなり手間取ることだ。
コモディティ型の企業の株価になると、ピークの水準を二度と回復しないことが多く、その場合は投資した資金を取り戻せないことになる。
★まとめ
いかがでしたか?冒頭で述べた通り、「基礎編」の内容で重要なものを抜粋しました
今回は特に重要だと思った箇所だけ抜粋したので、本投稿の文字量自体はそこまでないですが、本書にはこの他にもたくさん大事なことが書かれていましたよ
「基礎編」では、どのような銘柄が良いのかを言葉で起こしたような内容で、読むのに難しいと思うことはあまりないと思います
その「基礎編」で選ぶべき銘柄を知った後に、ではどのように選定するのか、その具体的な方法が書かれたのが「応用編」だと思ってください
細かい計算や、考え方がびっしり書かれています
なかなか読み解くには時間が必要な内容ではありましたが、具体的に書かれている分、実践には持っていきやすい内容になっています
ぜひまずは本書の「基礎編」を読んでみて、興味を持った方は「応用編」も諦めずにチャレンジしてみてください!
それでは、今回の投稿はここまでです、全て読んでくださった方、本当にありがとうございます!
次回の投稿もお楽しみに!
それでは皆様ごきげんよう!



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